さあ太陽をよんでこい

元・東京都知事の石原慎太郎作詞による「みんなのうた」

『さあ太陽を呼んでこい』は、NHK「みんなのうた」で1963年12月に放送された子供向けの楽曲。東京放送児童合唱団バージョン、西六郷少年少女合唱団バージョンが知られる。

作詞者は元・東京都知事の石原慎太郎。作家として活躍していた30代前半に作詞された。作曲者は「男はつらいよ」シリーズ音楽を手がけた山本直純。

【試聴】さあ太陽をよんでこい

石原慎太郎と「太陽」

この曲以外にも、石原慎太郎と「太陽」というキーワードにはつながりがある。石原氏は、一橋大学在学中の1955年に短編小説「太陽の季節」で作家としてデビューを果たしている。

倫理的に欠けるストーリーが話題を呼び、1956年に芥川賞を受賞。同年に映画化され、長門裕之と南田洋子が主演した(共演がきっかけで後に結婚)。

夏の海辺で無秩序な行動をとる享楽的な若者らは「太陽族」と揶揄され、流行語化した。

1963年にNHK「みんなのうた」で放送された『さあ太陽を呼んでこい』の作詞を石原慎太郎が担当したのは、こうした「太陽」ブームの名残だったのだろう。

ちなみに、「太陽の季節」は1986年にアニメ化されているほか、2002年のTBSドラマとしてタイトルが借用されている。

また、石原氏は2012年11月に「たちあがれ日本」を改組する形で「太陽の党」を旗揚げ。これは「太陽の季節」にちなんで命名されたという。

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