IN TERRA PAX イン テラ パックス

学校で歌う有名な合唱曲

『IN TERRA PAX(イン テラ パックス)地に平和を』は、1990年に作曲された混声合唱組曲およびその第5曲(終曲)。

童謡詩人・児童文学作家の鶴見正夫による詩を元に、代表曲『縄文』や『季節へのまなざし』などで知られる作曲者・指揮者の荻久保和明が混声合唱曲として作曲した。

90年代には合唱コンクールの自由曲としてブームになった『IN TERRA PAX インテラ パックス』。あまりの人気ゆえに、作曲者の荻久保は自分の本来の作風が理解されていないと嘆いていた時期もあったという。

荻久保の代表曲『縄文』シリーズや『レクイエム』などでは、旋律的な美しさよりも激烈さを優先した作風が見られるが、この合唱曲『IN TERRA PAX インテラパックス』では、本人いわく、「歌も旋律、ピアノも旋律、リズムも旋律、すべてが旋律でできたような曲」としてメロディの美しさが強調された楽曲となっている。

全体的な曲調については、クラシック音楽の定番としてよく演奏されるパッヘルベル『カノン』を彷彿とさせるような、流れるような美しいメロディが特徴的。

【試聴】IN TERRA PAX インテラ パックス

タイトルのラテン語の意味は?

ちなみに、タイトルのラテン語「IN TERRA PAX」の「PAX」は「平安、平和」、「IN TERRA」は「地上」を意味する。カトリック教会で詠唱されるミサ曲の一つ『グローリア Gloria』。

冒頭の一文は次のとおり(新約聖書『ルカによる福音書』から採られている)。

Gloria in excelsis Deo. Et in terra pax hominibus bonae voluntatis.

意味

天には神に栄光 地には善意の人々に平安

読み方の一例

グローリア イン エクセルシス デオ
エト インテッラ パクス ホミニブス ボナエ ウォルンターティス

関連ページ

学校・コンクールで歌う有名な合唱曲
『大地讃頌』、『手紙』、『YELL エール』、『心の瞳』など、小学校や中学校、高校の音楽の授業や校内合唱コンクール、NHK合唱コンクールなどで歌われる有名な合唱曲