あすという日が

合唱曲/いま 生きていること いっしょうけんめい 生きること

合唱曲『あすという日が』が作曲されたのは2006年のこと。大阪府池田市で開催される第30回全日本合唱教育研究会全国大会のために、山本瓔子の詩を元に八木澤教司が新たな合唱曲を作曲した。

それから5年後、『あすという日が』は脚光を浴びることとなる。2011年3月11日、東北地方の太平洋沖を襲った東日本大震災が発生し、一週間後に福島市音楽堂で開催予定だった声楽アンサンブルコンテスト全国大会も中止になった。

同コンテストに出場予定だった仙台市立八軒中学校は、被災した人々の一日も早い復興を祈願し、合唱曲『あすという日が』を演奏。同曲を収録したCDや山本瓔子の詩集なども緊急発売され、同曲は期せずして大きな注目を集めることとなった。

2011年9月にはテノール歌手の秋川 雅史と女性歌手・夏川りみが相次いで『あすという日が』のカバー曲をリリース。同年末の第62回NHK紅白歌合戦では両名による『あすという日が』の歌唱が披露された。

いま 生きて いること
いっしょうけんめい 生きること
なんて なんて すばらしい

震災後の日本にとって、合唱曲『あすという日が』の歌詞は特別な意味を持った。多くの犠牲者を厚く弔う一方で、生きるということ、生きているということの意味を今一度考えさせられる。復興への長い道のりを乗り越えるべく、『あすという日が』を歌う力強い歌声よ、天高く響き渡れ。

【試聴】あすという日が

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