Power To The People
パワー・トゥ・ザ・ピープル

人々に力を! 労働者よ立ち上がれ!

『Power To The People パワートゥザピープル』は、ゴスペルソングとしても歌われるジョン・レノン(John Lennon/1940-1980)のシングル曲。

アップル・レコード(Apple Records)より1971年にリリースされ、イギリスのシングルーチャートで7位、アメリカのビルボートチャート(Billboard Hot 100)で11位を記録した。なお、同年10月には『imagine イマジン』がリリースされている。

革命歌的な歌詞

歌詞では、「revolution(革命)」という単語がストレートに使われ、資本家・権力者に搾取・支配される労働者階級の人々へ「立ち上がれ」、「Power To The People 人々に力を」と直球のメッセージを投げかける革命歌的な内容となっている。

ゴスペルソングとして歌われる機会が比較的多いが、曲のテーマはあくまでも立場の弱い人々に革命的な行動を求めるメッセージソングであり、特段ゴスペル音楽として意図されたものではない。

しかし、反復されるシンプルで力強いメッセージの連呼は、パワフルで躍動感あふれるゴスペルソングとの相性はバツグンであり、たとえ時が流れて曲のメッセージが時代の風潮に合わないものとなっても、時代を超えたパワーソングとしてこれからも愛唱されていくのだろう。

バックコーラスにロゼッタ・ハイタワー

余談だが、ジョン・レノン『Power To The People』のバックコーラスには、プラスティック・オノ・バンド(Plastic Ono Band)のメンバーでコーラス担当のオノ・ヨーコ(Yoko Ono/小野 洋子)の他、アメリカの女性歌手ロゼッタ・ハイタワーも参加している。

ロゼッタ・ハイタワー(Rosetta Hightower/1944-)は、1960年に結成されたアメリカの4人組R&Bグループ「The Orlons オーロンズ」のリードボーカル。『Power To The People』のバックコーラスに加わった44人のコーラスメンバーは彼女が手配したものだという。

【試聴】John Lennon - Power To The People - Offical Video

歌詞の意味・和訳

歌詞で連呼される「Power To The People 人々に力を」以外の部分の意味・和訳(日本語訳)は次の通り。「革命を起こせ」、「労働者よ立ち上がれ」、「女性の権利を」といった左翼的なメッセージが全面に散りばめられている。

Say we want a revolution
We better get on right away
Well you get on your feet
And out on the street

革命が必要だ
すぐに始めよう
立ち上がれ
街へ出よう

Millions of workers working for nothing
You better give 'em what they really own
We get to put you down
When we come into town

労働者達はタダ働き
ちゃんと払った方がいい
人々が街へ出れば
アンタはボコボコにされるよ

I gotta ask you comrades and brothers
How do you treat you own woman back home
She got to be herself
So she can free herself

同志、兄弟、聞かせてくれ
家で女性をどう扱ってる?
彼女らしくさせてあげよう
彼女自分を解放できるように

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